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性交渉で避妊に失敗したときに飲むアフターピルのアイピルについて解説します

2020年04月08日
笑顔の女性

アイピルは避妊に失敗した時に使用するアフターピルの一種です。低用量ピルと違うのは、毎日飲むのではなく、性交渉後72時間以内に一度だけ服用するタイプだということ。緊急措置的に使う薬なので、何度も繰り返し使うようなものではありません。

しかし、低用量ピルと同じなのは、含まれている成分は女性ホルモンだという点です。低用量ピルは毎日女性ホルモンを取り入れることで、排卵を抑制する作用があります。これに対し、アフターピルは性行為直後に飲むことで、排卵を遅らせて子宮内膜の変化を起こし受精卵を着床しにくくする作用で妊娠を予防します。

アフターピルの中でもアイピルは一度の服用だけで、妊娠抑制効果があり使いやすいのが特徴です。ただ、性行為から時間が経ってしまい、妊娠が成立してしまうと、アイピルを使っても妊娠を中断させることはできません。そのため、アイピルは性行為後、できるだけ早い時期に服用することが非常に重要です。

性交以後24時間以内であれば避妊率は約95%と言われており、高い確率で避妊することができます。それから、時間が経つにつれて避妊率は徐々に下がっていき、72時間以内に服用した場合の避妊率は約80%です。アイピルの服用時間は、性交渉で避妊に失敗してから72時間以内が基本で、72時間を超えてしまうと効果が期待できないので注意してください。

このアフターピルを服用し女性ホルモンが体内に入ると、卵巣に作用し排卵時期を遅らせます。仮に膣内に精子が存在したとしても、精子の寿命は2日から3日だとされているので、精子の寿命が尽きるまで排卵をさせなければ妊娠を予防できます。アイピルで排卵を遅らせて、精子がいない状態になってから排卵するようにすれば妊娠せずに済むでしょう。

性行為の際にすでに排卵してしまっている場合には、アイピルを飲んでも排卵を止めることはできませんが、着床阻害効果が残っています。卵子と精子が受精し受精卵ができてしまっても、子宮内に着床しなければ受精卵は体外に排出されます。

アイピルの服用後は強制的に生理を起こし、子宮内膜が剥がれ落ちるため受精卵が着床しにくい状態になります。子宮内膜が肥厚していないと、着床できないため、子宮内膜が剥がれ落ちれば受精卵も一緒の体外に出されます。性交渉で避妊に失敗した時には、すぐにアイピルを内服し妊娠を予防しましょう。レイプなど望まない状態で性行為をされてしまった時にも緊急避妊薬を使えば、望まない妊娠を防げます。